【障害特性】「急に眠くなる」梅雨時期の過眠と、日中のパフォーマンスを守る工夫
こんにちは。
茨城県の水戸市、つくば市周辺で就労支援を行っている「ブルーム」のブログ担当です。
6/9(火)(6月9日、火曜日)。
この梅雨の時期、「夜はしっかり眠っているはずなのに、日中に耐え難いほどの猛烈な眠気が襲ってくる......(>_<)」とお悩みの方はいらっしゃいませんか?
「午前中の訓練中、どうしても目を開けていられなくなる」
「お昼を食べた後、頭にモヤがかかったようになって体が動かない」
「自分の怠け癖や、やる気のなさのせいで眠いのではないかと落ち込んでしまう」
以前のブログでは「夜にスマホを見ない」といった夜間の睡眠習慣についてお話ししましたが、今回は「梅雨時期の日中に起きる、コントロールしがたい眠気(過眠)」という別の切り口から、脳の仕組みと対策を整理してみましょう。
実は、この季節に急激に眠くなるのは、あなたの意志の強さとは関係ありません。湿気や低気圧によって、脳が過剰な「お休みモード」を引き起こしてしまう特性によるものです。
◆ なぜ梅雨時期は日中に「過眠」が起きるのか?
原因は、この時期特有の「光の少なさ」と「低気圧」にあります。
雨や曇りの日が続くと、日中の光の量が圧倒的に不足します。人間の脳は、強い光を浴びることで「セロトニン」という覚醒ホルモンを分泌させて目を覚ましますが、光が足りないと脳が「まだ夜なのかな?」と勘違いし、睡眠を促すメラトニンが分泌され続けてしまいます。
さらに、低気圧によって自律神経の「副交感神経(体を休ませる神経)」が過剰に優位になるため、血圧や心拍数が下がり、日中であっても身体が強制的にスリープモードに入ってしまうのです。
「眠ってはいけない」と頭で思えば思うほど、脳へのストレスからさらに疲労が溜まり、余計に眠気が強まるという悪循環に陥りがちです。
◆ 日中のパフォーマンスを守るための3つの工夫
この強力な眠気と闘うためには、根性で耐えるのではなく、脳と身体に「今は昼だよ!」と優しく教えてあげる物理的なアプローチが有効です。
(1) 「冷たさ」と「強い味覚」で脳に刺激を送る
眠気が襲ってきたら、冷たいお水で手を洗ったり、ウェットティッシュで首の後ろを拭いたりしてみましょう。皮膚への冷感刺激は、眠っている交感神経を一瞬で呼び起こしてくれます。また、ミント系の強いガムやタブレットを口に含むのも効果的です(^^)
(2) 席に座ったままできる「隠れストレッチ」
副交感神経が優位になると血流が滞ります。座ったままで足首をぐるぐる回したり、ふくらはぎを軽く揉んだり、机の下でグッと足の指を握って開く運動をしてみましょう。下半身の血液をポンプのように心臓へ送り返すことで、脳への血流が戻り、頭のモヤモヤがすっきりしやすくなります。
(3) 10分〜15分の「戦略的仮眠(昼寝)」をとる
お昼休みの時間などを利用して、思い切って10分だけ机に突っ伏して目を閉じてみましょう。完全に熟睡しなくても、視覚情報を遮断して頭を空っぽにするだけで、脳の疲労は劇的に回復します。15分以上の長すぎる昼寝は逆に深い睡眠に入ってしまい、起きた後にだるくなるので「アラームをかけて10分だけ」が鉄則です。
◆ ブルームは「日中の波」との付き合い方を一緒に練習します
いかがでしたでしょうか。
「職場や訓練中に眠くなってしまったら、サボっていると思われないか不安......(>_<)」
「自分の眠気のサインに、どう対処していいか分からない」
就労移行支援事業所ブルームでは、水戸、つくばの各教室において、皆さまが日中の体調の波を自分でコントロールし、企業で長く働き続けられるための実践的なサポートを行っています。
・訓練中に眠気や体調不良を感じたとき、スタッフに「少し席を外して顔を洗ってきます」「10分だけ休憩を挟みます」と適切に申告する、職場を想定したコミュニケーションの練習。
・一日の中で「どの時間帯に眠気が強いか」を体調ログ(記録)で可視化し、あなたに合った最適な作業スケジュールを一緒に組み立てる個別面談。
・眠くなりやすい午後の時間帯に、あえて手を動かす軽作業や、集中しやすい個別ワークを配置するなどのカリキュラム調整。
私たちの教室は、眠気を一切感じないロボットのような人を目指す場所ではありません。「眠気やだるさが出たときに、どうやって自分で対処し、周囲と連携して業務を維持するか」という、社会に出てから本当に必要とされる自己管理の引き出しを、スタッフと一緒に増やしていく場所です。
火曜日の今日。もし午後から強い眠気を感じたら、自分を責めるのをやめて、まずは冷たいお水で一杯、喉を潤すことから始めてみませんか。
皆さまが自分の波と上手に付き合いながら、穏やかな時間を過ごせるよう応援しております。
■ 茨城県水戸市、つくば市周辺にお住まいの方
■ 精神障害、発達障害、知的障害などにより、働くことに困難を感じている方
まずはお気軽にご相談ください。
◎見学や個別相談は無料です。
あなたからのご連絡を、スタッフ一同心よりお待ちしております。







