最新情報

自分の体調変化に気づくには?「記録」って、何をどうメモすれば良いの?

こんにちは!
茨城県の水戸市とつくば市にある就労移行支援事業所ブルームのブログ担当です。
本格的な冬の足音が聞こえてくる季節となりましたが、いかがお過ごでしょうか。

さて、体調を安定させて就職を目指すとき、支援員や医師から 「体調の変化に早く気づけるよう、日々の様子を『記録』してみましょう」 と言われることはとても多いと思います。

でも、いざやろうとすると、
「『記録』って、具体的に何を書けばいいの?」
「日記みたいに文章で書かないといけない?」
「面倒になってどうせ三日坊主になってしまう...」

水戸市、つくば市、ひたちなか市周辺で、障害(精神・発達・知的障害など)により、この「記録(セルフモニタリング)」の具体的なやり方が分からず、ご自身の体調の「サイン」を見逃して悩んでいる方もいらっしゃるかもしれません。

この記事では、そんなあなたの「面倒くさい」を解消する「何のために」記録するのかという目的と、「これだけでOK」という簡単な記録のコツをご紹介します!

Gemini_Generated_Image_r84e4ur84e4ur84e.jpg

◆ なぜ「記録」するの?= あなただけの「取扱説明書」を作るため
まず、記録の目的をはっきりさせましょう。
記録は誰かに提出するための「宿題」では、決してありません。

【ポイント】「なんとなくの不調」を「見える化」し、あなたの「体調のクセ(パターン)」を見つけるため

・「なぜか分からないけど今日は調子が悪い」
・「きっかけもなく気分が落ち込む」

こうした「なんとなく」の不調は、実は「記録」を「振り返る」ことで原因のパターンが見えてくることが非常に多いのです。

(例)「PC訓練を頑張った日の夜は睡眠の質が下がりがちだ」
(例)「気圧が下がる(雨の)前日は気分が落ち込みやすいな」

この「自分だけのパターン」に気づくことこそが、 「じゃあ、PC訓練の後はしっかり休もう」「雨の日は、予定を詰め込まないようにしよう」 という大きな不調を未然に防ぐ「対処法(コーピング)」に繋がります。

記録とは、未来のあなたを助けるための「あなただけの取扱説明書(トリセツ)」を作る、とても大切な作業なのです。


◆ 難しく考えない!記録は「3つ」だけでOK
では、「何を」記録すれば良いのでしょう。 完璧を目指す必要はありません。ブルームでは、まずこの3つから始めることをお勧めしています。 手帳でも、スマホのメモ帳でも、カレンダーアプリでも、何でも構いません。

1. その①:睡眠(時間と質)
体調の基本は睡眠です。「何時間寝たか」は、心のバロメーターになります。

(例): 「23:00~7:00(8h)」「寝起きの気分:スッキリ」
(例): 「2:00~6:00(4h)」「寝起きの気分:だるい」


2. その②:気分(1~5点の点数)
その日の気分を深く考えず「点数」でつけてみましょう。

(例): 「朝:2点」「昼:3点」「夜:1点」
※「5:最高」「3:普通」「1:最低」など、自分なりのルールでOKです。


3. その③:主な活動(一番エネルギーを使ったこと)
その日、何をして過ごしたかをひと言で書きます。

(例): 「ブルームに通所(PC訓練)」
(例): 「一日中、家でゲームをしていた」
(例): 「通院と、友人と会った」

最新情報一覧を見る >

水戸メンタルクリニック
水戸メンタル駅前分院
つくば心療内科クリニック
もりや心療内科クリニック
北参道こころの診療所
知能発達検査室 東京千駄ヶ谷・つくば研究学園
訪問看護ステーションBAiKO
就労支援事業所ブルーム
医療法人イプシロン

ページの先頭へ