【水戸・つくば 就労移行支援 Q&A】適応障害で職場が怖い...どうしたら良い?

こんにちは!
茨城県の水戸市とつくば市にある就労移行支援事業所ブルームのブログ担当です。
朝晩の冷え込みに冬の訪れを感じる季節となりましたね。
ブログで人気のQ&Aシリーズ、今回はご相談の中でも特に多く寄せられる切実な悩みについてお答えします。
「Q. 適応障害と診断され休職(退職)しました。また働きたい気持ちはあるのですが、職場に行くことを考えると体が固まってしまいます。どうしたら良いでしょうか?」
過去のつらい経験から職場に対して恐怖心を持ってしまう...。
そのお気持ち、痛いほどよく分かります。
その恐怖はあなたが弱いからではなく、心が一生懸命に自分を守ろうとしている大切なサインです。
この記事では、水戸市やつくば市周辺で同じような悩みを抱えるあなたへ、その恐怖心と上手に付き合い、次の一歩を踏み出すためのヒントをお伝えします。
まず、何よりも大切なこと
1.「怖い」という気持ちを否定しない
まず一番に、その「怖い」という気持ちをどうか否定しないでください。
「甘えているだけだ」「もっと強くならなきゃ」と自分を責める必要は全くありません。
つらい経験をしたのですから怖くなるのは当然です。
まずは「そっか、自分は今、職場が怖いんだな」と、その気持ちをありのまま認めてあげることが回復への何より大切な第一歩です。
2.無理に「職場」に戻ろうとしない
恐怖心がある状態で無理やり新しい職場を探しても、心と体の準備が追いつかず再びつらい経験を繰り返してしまう可能性があります。
大切なのは、「職場」というハードルの高い場所に戻る前に、安心して過ごせる場所で少しずつ自信を取り戻していくことです。
例えば、「決まった時間に、家の外に出てみる」「週に数日、ブルームのような支援事業所に通ってみる」といった、ごく小さなステップからで大丈夫です。
ブルームでできる次の一歩のための準備
私たち就労移行支援事業所ブルームは、まさにその「小さなステップ」を踏み出すための場所です。
☑「何が怖かったのか」を一緒に整理する
スタッフとの面談を通じて、「前の職場の、何が特につらかったのか」「どんな環境なら、安心して働けそうか」をあなたのペースで一緒に整理していきます。
自分の「苦手」や「必要な配慮」を客観的に知ることは次の職場選びで失敗しないための、重要なコンパスになります。
☑「できた!」を積み重ね、自信を育てる
ブルームは安心して失敗できる場所です。
PC訓練や軽作業、グループワークなどを通じて、「できた!」という小さな成功体験を、焦らずに一つひとつ積み重ねていきます。
この成功体験が「自分にも、できることがあるんだ」という、自己肯定感を少しずつ育ててくれます。
☑「人」に慣れる練習をする
職場が怖いと感じる理由の一つに対人関係への不安があります。
ブルームにはあなたと同じように様々な悩みを抱えながらも、前を向いて頑張っている仲間がいます。
支援スタッフや仲間との穏やかな関わりの中で、少しずつ「人といる空間」に慣れていくことができます。