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就労支援移行事業所ブルーム

就労をサポートする事業

病気や障害などが原因で働くことが難しい方の就労をサポートする制度として、障害者総合支援法では主に3つの事業を作っています。
このページでは3つの事業について説明し、私たちブルームがどのような役割を担っているかをご説明します。
 

(1)就労継続支援A型

 
利用される方と雇用契約(=雇う)を結んだ上で、仕事をしていくための能力の維持・向上を行う事業です。雇用契約を結ぶため、最低賃金以上の工賃が保証されます。
A型事業所で行う作業は労働とみなされますが、同時に仕事を行うための能力を向上するためのものであるので、働く方は労働者であるとともに利用者でもあります。1日の作業時間は4時間前後の事業所が多いようです。
 

(2) 就労継続支援B型

 
利用される方が仕事を行うために必要な能力の維持・向上を目的に作業を行います。A型とは違い利用される方と雇用契約を結ばないため最低賃金の保証はありません。
※平成28年度の平均工賃額:時給199円 (茨城県は168円)
 

(3) 就労移行支援

 
一般企業への就職を目指すことを前提にした事業です。一定期間就労に必要な学習やトレーニングを行い、仕事を行う能力を高めた上で就職を目指します。一般企業への就職を目指すためA型やB型と違い作業に工賃を出すかどうかはその事業所により異なります。
就職活動に向けた準備や無理なく働いていける仕事探しのサポート、定着支援などに重点をおいたサービスを提供しています。
 
医療法人イプシロンでは県内3か所に精神科・心療内科のクリニックを運営し、各種心理療法や職場復帰支援や就労支援のためのプログラムを実施しています。ブルームでは、イプシロンのノウハウを用いた就労支援プログラムを用意し、障害福祉、就労支援を通じて皆様の能力や社会参加が花開くよう支援して参ります。
 

一般企業への就職率

 
就労継続支援A型、就労継続支援B型、就労移行支援はそれぞれ就職をサポートする事業ですが、一般企業への就職率を見てみると違いがよくわかります。
 

 
・就労移行支援:24.9%(年々増加傾向)
・就労継続支援A型:4.9%
・就労継続支援B型:1.6%

※厚生労働省資料「障害者の就労支援について」より

 
就労移行支援は一般企業への就職を目的としているため、そのほかの就労支援事業所よりも就職率が高いことがわかります。
 

長い目で考えることの重要性

 
就労移行支援では目先の工賃は少ないですが、一般企業への就職の可能性が他の事業所と比べて高いことが特徴です。
平成28年度の全国の平均工賃月額はA型で70,720円、B型で15,295円となっています。
今後長く生活していく中で一般企業と福祉施設利用では大きく収入に差が出てくるため、まずは就労移行支援を利用してトレーニングを受けた上で、難しいと感じた場合に就労継続支援を利用することをおすすめします。
 

開所日・開所時間のご案内

 
 月曜日〜土曜日 9:00-17:00
 
お問い合わせは時間内にお電話でお願いします。029-303-7119

 

休診日 日曜日・祝日